EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の中途採用面接を受けましたので、その体験記をレポートします。
これからEY ストラテジー・アンド・コンサルティング社の中途採用面接を受けられる方や、EY ストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職を検討している方の参考になれば嬉しいです。
選考概要について
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング社の2次面接の概要は以下の通りです。
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング社は1次面接では簡単なケース面接がありました。2次面接はパートナーの面接となり、ケース面接はありませんでした。2次面接が実質最終面接となります。
面接のやりとりの詳細もこの記事で紹介しているので参考にしてみて下さい。
面接フェーズ | 2次面接 |
面接場所・方式 | WEB会議(Teams) |
時間 | 45分程度 |
面接官 | ディレクター(男性)とパートナー(男性)の2名 |
応募職種 | TC-Technology Transformation IT Strategyコンサルタント |
内容 | 通常面接 |
合否通知連絡 | 2営業日後 |
結果 | 2次面接通過 |
面接の印象について
EY ストラテジー・アンド・コンサルティングの2次面接(実質最終面接)の面接官はディレクター(男性)とパートナー(男性)の2名でした。1次面接の時と同様、お二方とも非常に穏やかな方で圧迫面接といったことはなさそうだなと印象を受けました。
また、1次面接同様、2次面接の際も始める前にアイスブレイクの時間をとってもらい、穏やかな雰囲気で面接をスタートすることができたので、EY社へ入社したい気持ちが高まりました。
面接のポイント
1次面接同様に経験やスキルはある程度、レジュメで確認できるため、面接では人当たりやコミュニケーション能力を見られているのがポイントです。
また、後日エージェントの方からフィードバックをお聞きした際に、パートナーの方からやる気が感じられたとお褒めのお言葉を頂きましたので、パートナーとの面接の際にはやる気を見せる、元気ハツラツ、はきはき感を出すことも大事になってきます。
Point② 質問は論理的かつ端的に回答する
Point③ 元気ハツラツ、はきはき感を出す
面接の質問内容のまとめ
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング社の2次面接の質問内容と順序をまとめると以下の通りです。
【面接の質問内容】 ①1次面接の印象 ②入社したらチャレンジしたいこと ③業務内容の深堀 ④課題を解決した経験 ⑤逆質問
面接の内容
ここからは、実際に私が受面接内容を共有いたします。
雰囲気も掴んで頂けると思うので参考にしてみてくださいね。
(パートナー)
はじめまして、Aと申します。
(マネージャー)
はじめまして、Bと申します。
はじめまして、モトバンクと申します。本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
(パートナー)
面接は緊張してますか?
はい、少し緊張しております(笑)
(パートナー)
始める前にアイスブレイクしましょう。趣味はランニングなんですか?
1次面接同様にまずはアイスブレイクから始まりました。
はい、趣味はランニングでして、実は今年から始めました!
(パートナー)
我々の周りでも多いですけどね。
そうなんですね。私は今年から始めたんですが〜(省略)
と数分雑談を実施した後、本番が始まります。
(パートナー)
多少ほぐれてきましたかね。ではボチボチ始めましょう。
1次面接をしてみてどうでしたか。
はい、お二方ともに優しく穏やかな方で良い意味でコンサルらしくないといいますか、御社で働かれている方は温かい方が多い印象を受けました。
(パートナー)
そうでしたか。私はいつも面接する際には普段と同じコミュニケーション、言葉遣いをしなさいと言ってるんですね。それは〜(省略)
なんかコンサルっぽくなくてEYは自分に合うかもしれない!
そうだったんですね。御社の人を大事に育てるといった文化がよく伝わってきました。
(パートナー)
うちのユニットはこんなところで〜(省略)
認識相違がないよう、ユニット(組織)の紹介をしてくださりました。
(パートナー)
エージェントの〇〇さんは私も良く知ってて、〇〇さんはフラットな目線でその人にあった会社を推薦してくれると思うのでいい人に巡り合ったと思いますよ。〇〇さんからはモトバンクさんはインフラだけじゃなく、業務領域もやりたいって聞いてるんだけど、どうですか。
はい、ご認識の通りで、私の転職の理由にも繋がるんですが〜(省略)
直接パートナーとのコネクションがあるエージェントさんに相談することがいかに大事なことか、しみじみと実感しました。
(パートナー)
モトバンクさんみたいな方に活躍してもらえる案件はうちにはいっぱいあるし、実際にモトバンクさんのようなインフラに強い方に対応してもらえそうな案件もあります。
Bさん、事例を紹介してあげてよ
(マネージャー)
はい、私が今担当しているのは〇〇な案件でして〜(省略)
そうなんですね。私はネットワークがバックボーンにあるので、そう言った案件であれば、私の強みを活かしつつ、コンサルワークにキャッチアップしていけるイメージを持ちました。
(パートナー)
モトバンクさんは公共と民間どちらがいいかな?民間はあんまりインフラ系の案件が少ないんだよね〜
はい、こだわりはないですが、まずはインフラ系の案件の方がスムーズに入れるかと思っております。
(パートナー)
そしたらBさんのところの方が良いかな。
Bさんの方から何か質問とかあれば
(マネージャー)
はい、モトバンクさんは今まで設計・構築を担当された際にワードとかでドキュメント作成の経験はありますか。
はい、メンバーやリーダーのポジションで業務をしていた際には基本設計書や詳細設計書を自ら書いてました。クライアントの要望に合わせてPPTやワードどちらでも記載した経験はあります。
(マネージャー)
なるほど、質問したのはワードでのドキュメンテーションが多かったりするので確認でした。
今まで業務をしていた上で課題があって、それを解決した経験ってありますか?
お決まりの質問きた〜(笑)
はい、〇〇のプロジェクトを担当していた際に〜(省略)
(マネージャー)
モトバンクさんってクラウドの領域の経験はあるんですかね?
いえ、クラウドの経験はないですね。
(マネージャー)
承知しました。
(パートナー)
あとはモトバンクさんから聞いておきたいこととかありますか?
逆質問では以下のことを質問しました。
- パーパス、コラボレーション、グローバルの3つの特徴が御社の強みでもあると思いますが、コンサルは人が資産であり、ソリューションであると思います。実際にクライアント様へ提供する際の他社と比較した差分や提案もその点を訴求されるのでしょうか。
- 対、クライアントでお話をお聞きしましたが、貴社で働く点において、ここが良いというポイント、働かれている方の目線でありますでしょうか。
- ITも幅広い領域や案件数はあると思うのですが、貴社として特にここの領域が強いといった特色はあったりするのでしょうか。
(パートナー)
あと、もしこんな人と話してみたいとか意見を聞いてみたいってのがあったらエージェントさん経由で言ってください。調整しますので。
ありがとうございます!
(パートナー)
では本日はどうもありがとうございました。
本日はお忙しいところ、お時間をいただきましてありがとうございました。それでは失礼いたします。
まとめ
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング社の2次面接は、終始和やかな雰囲気で終えることができました。
マネージャーの方からは一般的な質問をされましたが、パートナーの方からは質問というよりも入社に向けたすり合わせという感じでしたのでこれは内定もらえそうだなと面接をしながら感じとれました。
結果は、、、「2次面接通過」となりました。
実はこの2次面接後にシニアディレクターとの面談がありました。面接ではなくあくまで入社を前提として現時点で不安な点であったり、気になっている点の相談がメインでした。
そして無事内定を頂くことができました。次の記事では、オファー面談の様子をご紹介します。
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